移転

 借りていた有料カウンタに使っていたウェブマネーが切れたのでこれを機に、以前使っていたエンピツ日記に戻ろうかと思います。お手数ですがお気に入りやアンテナ、リンク等入れてくださってる方がいらっしゃいましたら変更の程よろしくお願い致します。
 尚、はてなからこの日記を読んでくださった方(ほとんどいないと思うけど)はご存知無いかと思いますが、エンピツのほうでは投票システムというのがありまして、とりあえず自分も参加していますので気が向いたら投票の方お願いします。一日一票まで入れられます。ボタンうぜー;ってひとはスルーの方向でお願いします。(^^;
 以下移転先
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今日の出来事 夢、将来、同性婚、電話、漫画

夢を見た。既視感のある夢であった。それはとてもじゃないけれども良い夢では無い。自分は自分では無い誰かで、彼は彼であった。彼が見知らぬ女性と浮気している場面を目撃し、怒り悲しみ失望するという夢であった。目が覚めてから、彼はゲイなのだから女性と浮気するはずなのないのだと気付いたが、夢のなかではそれが極めて自然な行為であり、危惧していた不安が見事に的中してしまったのだというような感覚が確かにあった。こんな夢を複数回見てしまう自分は、疲れているのかもしれない。彼のことをちっとも信用できていないのかもしれない。しかし実際その面では僕は彼を信用していないし、けれど彼のことを好きなのは紛れもない事実だ。
結局僕が眠っていたのは午後四時過ぎまでである。ひたすら眠り続けていた。睡眠時間は十五時間程度である。目を覚ました後、自分と彼との関係について再度考える。昨夜、彼の仕事に対する姿勢のような話を聞いた。そこで彼は将来開業するつもりだ、と口にした。そこで僕は動揺する。そうなれば僕と彼との差がまた一段と広がるような気持ちを抱いたのだと思う。彼は僕に大阪で仕事を探すように言う。そして一緒に住もうと言う。僕にとって彼と住むことは長らくの夢であり、僕は数ヶ月前までしつこいくらい我が侭にそれについての主張を繰り返していた。そしてそれが受け入れられないのだと解ったとき、僕は東京へ行こうと強く思った。公認会計士という職業は、ここ数年資格をとっても雇用が無い状態が続いている。(資格の合格者数は増加の一途を辿るがそれに雇用枠の拡大がついていっていないためである。)そもそも大企業は東京に集中しているため、求人数を見ても監査法人の大手四社の合計が500人前後であるのに対して大阪はわずか60名前後である。更に給料も大きく差がついており(初任給の差が50万程ある。大阪は雇用の拡大をするかわりに初任給引き下げの方針を打ち出したためこれからその差は更に広がるかと思われる。)、そもそも実家が鹿児島である僕にとって、大阪という地に対するメリットは、彼がいるというただ一点でしか無い。一緒に住むなら今からでも良いはずだというのが僕の主張である。そしてそれを彼が拒む限り、「僕が就職したら一緒に住もう」などという彼の主張はもはや彼の我が侭でしか無いように思われて仕方が無い。僕は、これからずっと彼と付き合っていきたいと思っているけれども、東京へ行きたい(就職したい)という願いがひどく強くなっていっていることに気が付いた。今度彼にそう言おうかと思う。
ちなみに現状では一度の受験で合格するのは不可能に等しいと、自分で感じている。(一応合格率8%程、合格に3〜4年かかるのが普通、という司法試験に次いで難関とされる資格だったりします。)自分のいる位置を把握することは昔から少し得意なのだけれど、どう考えてもこのままでは合格など出来ないのだ。なので、就職のことを考えるのは早計すぎるのかも分からない。
そんなことを考えながらPCを付ければメッセンジャーで先輩様から声がかかる。同性婚について軽く論じる。ただ、自分は最近セクシャルな話にはてんで勉強不足であるので、あまり理論立てることが出来ない。とりあえず「同性婚以前に、結婚制度というもの自体に反対である」という立場だけ表明してあとはごにょごにょと箇条書きのようなお話をした。けど、個人的な意見を言うと結婚というものに憧れがあるのも否めないのだよなあと、心の中で思ったりもしていたりする。
そうこうしていれば外も暗くなり、彼から電話がかかってくる。彼は今日も医者のバイトを入れ(お医者さんのバイトは時給1万とかなのだ。儲からないなんて嘘だ。)(ただそんな風に医局に属し、更にバイトをするとなると、自分の時間は無くなる。)、それから知り合いのそんなに親しくも無いお医者さんが教授になることになったからホテルである祝いの席に行かなきゃいけないんだよめんどくせー的なことを聞く。「二万円もするんやでしんじられへん」「コネ代だと思って頑張れ」そんな風に適当に相槌を打つ。彼のプライドの高さを見ていたりすると、医者というのは本当に適職だなあと強く感じる。正直言って僕は大の医者嫌いであって、医者である彼は嫌いだ。しかし、彼のことは本当に好きなのだ。誰かのことを好きなのであったら、そのひとの全部を好きになれと言われるかもしれないけれど、僕にはどうも無理らしい。全然関係無いが、ゲイには医者が驚く程多い。良いひともいやなひともいる。それでも、どうしても僕は医者が好きになれない。
なんだかここまで書いた文章を読むと、妙にお金に関する数字がきっちりと書かれていて、ああやはり自分はお金に対するコンプレックスがあるのだなあと感じた。
さて、そこでふと、朝飯はおろか昼飯も食っていないことに気付く。なか卯でカレーとうどんを食う。(二食分。)そして本屋までチャリを走らせ漫画を21冊大人買いする。Hi-STANDARD始動(ROCKIN' ON JAPAN四月号参照。表紙はハイスタから抜けたと公式HPで発表のあった難波さん。)の衝撃が、それを知って十日程経つ今も消えずに残っているのだろう。BECKハロルド作石)1〜21巻を再読するためだけに購入してしまった。読み終わり、今に至る。良い一日になった。一分たりとも勉強しなかったけれど、いろいろと感じることが多かった。

幾つかの生活基盤的思想(重ね重ね日記に書いたこともあるけれどもまとめてメモ)

1.人間は自由を求めるものであるが、何らかの組織(ex.国家、地域、大学、部活動等)に属している限り、従わねばならないルールが存在する。それに則った上で、最大限の自由を満喫すべきである。
2.理想とは条件の集合体である。しかし、その条件の集合体を完璧に満たした理想は実在しない。己を取り巻く環境に合わせどこかで線引きを行い妥協すべきである。
3.妥協とは、現実との折り合いをつけるため及び社会的であるためには必要不可欠であり、また極めて有効的な手段である。

自分のことは 自分が一番良く知っている どれくらい疲れているのか とか

ここ最近、どうやら完全に疲労がたまりたまって生活に支障を来しているように感じている。朝練が終わり吉野家へ行ってポテトサラダを頼んだまでは良かったけれども気が付いたら七味を大量に振り掛けているなどという奇行に至っていたり、今日は漫画を大量に買いうきうきとチャリに乗って帰っていたら見事にコケて膝から激しく流血した。ちなみにどちらも気を抜いていただけで疲労とはあんまし関係無いかもしれない。

朝日が 未だ白く眩しくて 俺はおれをとり もどすのをじっと待ってる

合宿から帰還、気が付けばうまい具合に彼とは仲直り。彼は彼から謝る気が更々なかったようであるが僕が合宿初日のみメールをしたら最終日前日には何故か驚くくらい丸くなっていた。本当につまらないことが原因であったので、もしこれで無理だったら(こんなことでダメになるくらいなら)どうしようもないのだろうと自分でも思っていたのだけれど、実際仲直りをするとひどく不思議な気がした。
部活を辞めようかと真剣に考えている。徐々にレベルが上がってきている資格学校は既に週六で行かねばならなくなっている。最早既に自分のキャパシティは超えている。ついていけていない。このまま両立させようとしてもどちらともが中途半端になりかねないと最近日々感じている。一年の資格浪人を前提にすれば、資格学校のほうへの取り組みを緩くすることによって可能だろう。けど、受験する前からそんな風になるのは嫌だ。自分の全てをぶつけて、それでダメならダメで良いと思う。けれども、それすらしないのでは僕は何のためにお金を貯めて資格学校へ行ったのか分からなくなる。
暫く 考え よう。

OMOIDE IN MY HEADに縋る

 最近思い出すのは彼とうまく行っていたときのことだ。お互いがお互いのことを好ましく思っており、他には何も見えなかった。彼と一緒にいるだけで心が弾み、安心した。彼となら一生一緒にいられると思っていた。ただ、現実はそんなにうまく行くはずが無い。何が悪かったのだろう。それを考える時、真っ先に思い浮かぶのはいつも僕が北海道にいる間の出来事だった。
 去年の七月後半だ。僕は部活の交流試合で北海道へ行っていた。後に、彼が「彼のことが好きな男のひと」の家に泊まりに行っていたことを知る。ゲイの世界は驚く程狭い。ゲイバーで働いていると多種多様な噂話が耳に入る。彼もゲイバーへ飲みに出て十年、顔もいくらか割れていたのかもしれない。問いただしてみれば「何も無かった」と言う。「泊まりに行ったのは悪かったけど、何も無かったよ。すぐ寝たし。謝るしか自分には出来ない」と言う。(ちなみに「泊まらせて」と言ったのは彼からである。相手のひとには「えっちをしようよ」と言われたけど断ったとのことだ。)僕が文句を言えば「どうしろって言うんだよ」と逆ギレを喰らう。しかし起こってしまった出来事はどうしようもなかった。僕はひたすら彼のことが好きだったし、「もうこんなことしないでね」と言ったのだった。この頃から僕は神経質になっていたのかもしれない。性交渉がそこにあったのか無かったのかが重要だったわけでは無いのだ、ということを明記しておく。
 次は八月頭の出来事、僕の日記が彼にバレたことだ。彼は盛大に僕への怒りをぶつけ、泣いた。僕は日記を過去の削除したが、「もう付き合っていくことは出来ない」と宣告されたものの何とか繋ぎ止めた。
 それから十一月の東京での出来事だ。彼は出張で東京へ赴いた。僕はバイトがあったため一日遅れで追いかけた。(もともとそのような予定であった。)東京自体はこの上無く素晴らしかった。鹿児島とは比べるまでもなく、大阪とも大きく異なっていた。東京への憧れが膨らむのを感じた。ただ、彼が前日に(ゲイバーへ)飲みに出ていたことを頑なに隠していたことと、更に後になって「朝飯を一緒に食べた」と白状したことには嘆いた。夜飲みに行って朝飯を一緒に、ってどういうことやねんと思ったが「一緒に寝てはいない」と頑なに否定する。呆れてものも言えなかったけれど、盛大にキレた。しかし彼は「僕としてはそんなに酷いことをしたとは思って無い」とのんきに言う。僕がうるさすぎるのだろうか、考えすぎなのだろうかと悩む。
 つい最近の二月、日記を読んで貰えば分かると思う。彼に「このままでは付き合っていくことは無理だ」と言われ全面降伏する。関係を維持できる。
 ここまで書いて僕が主張したいことを述べることにする。全面降伏と上に記したけれど、これは非常にその通りであるように思われた。こんなに書いておいてなんだけど、今は別に全く気にしていない。(ただ、何故こんな風になってしまったのかという原因を求め過去を振り返っている。)僕が求めていたのは「相互補完性」であったのだと強く思う。それが自分の理想であったのだと思う。文字通り他に何もいらなかったのだ。しかし現実にそんなことはありえない。北海道の件において「性交渉があったのか無かったのかは重要ではない」と書いた。僕にとって重要であったのは、その「相互補完性が崩れてしまった」ということだったのだと思う。彼は家族に対する責任も負っており、また東京での出来事もあり、すれ違いは大きくなった。僕の求めている理想をきっと彼は理解していた。だからこそ「このままでは付き合っていくことはできない」と僕へ警告したのだろう。僕もその通りであると思った。しかし、僕にとって付き合うの反対はすなわち別れなんかじゃ無かったのだ。僕は往生際が悪いのだろうか?けれども、別れた瞬間、全てが終わってしまうような気がしたのだった。(おそらく気のせいだ。)
 最近、自分はなんのために生きているのだろうかと思うことがある。何をしたいのだろうかと疑問に思うことがある。公認会計士になるために勉強をしている。今の勉強はいつか結果に結びつくのかもしれない。それはこれから先生きて行くうえでとても重要なことなのかもしれない。けれども釈然としない。勉学に身が入らない。現実味が湧かない。いや、公認会計士という職業には非常に興味を持っているし、僕の性格的にもこれ以上の適職はとりあえず今のところは思い浮かばない。しかし、将来のために頑張る、というスタンスに時折苦しくなることがある。未来のためを思って行動する、それはおそらく大きな原動力になるのだろう。ただ、僕はもっと「現在」を大切にしたいのだ。それは贅沢なのだろうか。
 疑問に対する答えを出そうと思えば簡単なのだ。きっと、好きなひとと一緒に過ごして行くということ。それこそが僕にとって最も意義を見出せるものであるからなのだろう。その見通しが不透明な現在、僕はなんのために生きているのかを見出せないのであろう。
 広島で頭を冷やしてきます。

酔っ払いイリュージョン2

(1は昨日のミクシィ日記。中身は薄い。)
酔っ払って頭に浮かぶのは彼の顔ばかり。しかしそれが人肌恋しくて最も身近におる彼を思い浮かべるのか、彼が愛しくて思い浮かぶのかは良くわからない。多分後者が強いと思うのだけど前者も無いことは無い。ていうかある。それが性欲というものなのだと思う。
彼は今余裕が無いのかもしれないと思う。(お父さんが入院されたということだ。)であったらその分だけ自分が寛容であるべきなのだけれども自分も今ものすごく忙しくどうにも余裕が無い。だとしたら、彼からの自発的な接触が無いことはかえってありがたいことなのかもしれない。そう考えることにした。忙しさというものはそれに慣れれば「忙しさ」自体が普通となるはずだ。どうにかしたい。ただやるべきことはまだ山のようにあり、日々消化不良を感じているので、たとえ余裕が生まれたとしてもそれはまた新たな忙しさを生む。そんな憶測が立ってしまうが故にいつまでも焦燥を感じざるを得ない。(しかし自分のキャパシティは常々実感しているため落ち着きもする。矛盾。)
あー。気持ちいい。酒が大好きだ。