無題(1/18夜資格学校にて)

昔は幼稚なセクシュアルな悩みを書きつづっていたけれど、今は幼稚な恋愛を書きつづっている。
昔は殻を破ろうと必死に足掻き、前へ進もうとしていたけれど、今は色恋に囚われ同じところをくるくる回っている。
けれど僕はそれ程 いま が嫌いな訳ではない。
なぜならば幸福が循環することほど喜ばしいことはないからだ。
欲望という不純物を弾き出そうと、くるくる回っている。彼が中心にいる限り、僕は回り続けるだろう。