2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

弟に会う(昨日の出来事)

弟は虚弱体質である。三歳の頃からアトピー性皮膚炎を患い、それはだいぶ良くなったものの完全には治らず今に至っている。一時期は体中から汁のようなものが出ていた。布団は血まみれであった。痛々しかった。中学生の頃は十二指腸潰瘍を患った。原因はスト…

彼と住めないのであれば東京に住みたかった

彼が僕の家に来ると、夕飯の食卓は一気に華やかになる。というのは僕が一生懸命料理をするわけでもなく、僕の食生活を見て彼がなんやかんやと買ってくるからだ。今日は手術日であったのに僕の家に泊まりに行っていいのかと聞かれたので、明日明後日は忙しい…

すべてが予想したとおりにことが運んだ夜について

部活のオフが終わり、朝から練習が始まる。鈍りきった体は、丁寧にも鍛錬を怠った分だけ疲労感を僕へ提供してくれた。ほんとしんどかった。貧血で倒れるかと思った。家に帰り着くと同時に布団へ倒れこむ。――寝坊。焦る。しかし約束の時間より五分程遅れるに…

謝辞

昨日、今日と二日連続でものの見事に土壇場でキャンセルを実行。本当に申し訳無い。いや、今日なんて約束事があったことすら忘れていたから土壇場とも言えない。最悪だ。なんのために携帯のメモ機能に記録していたのか。記録を見る癖をつけなければ何も意味…

きっと、僕は泣く

十七という数字は僕にとって特別なものであった。十七のとき、僕の感覚は、己の人生を定めるべく鋭敏に研ぎ澄まされていて、なんに関しても「全力」で取り組んだ。本当に、全力で。 今の僕はそれに近い。それは「考える」必要性がここ一年間で最も高まったせ…

ハーコー

B-DASH「ハーコー」 ハーコーてハードコアのことを言うのか。と、はてなキーワードを辿って始めて知る。けどハーコーという題名とは程遠い爽やかさ。良い。ボーダフォンCM曲。歌詞は相変わらず意味不明。けど妙に耳に優しい。歌詞に囚われない音楽は聴いてい…

微熱

朧気であった想いが確信へと変わってきている。あとは時の経過の中で転がして、角を切り落とすのみ。思えば思う程、自分がどうしようもなく偏屈であったのだと気付く。今こそ寒波がやってきて欲しい気分だ。空気が温い。

モノクローム

「思いやりを持て」 それが母親の、唯一の、僕に対する望みだった。勉強なんかできなくていいから、と言う台詞を何十回何百回聞いただろうか。「勉強なんかできてもなんも偉くないのよ。ひとの気持ちを考えて、思いやりをもちなさい。」 まるで呪文のように…

昨日の出来事

鬱積したストレスを発散するため友達と大学近くのカラオケへ。個人的に機種ではUGA>サイバーDAM>ハイパーJOY>>その他という感じだ。今日はDAMが入ってる店へ。何が驚いたってELLEGARDEN全曲配信だと!そんなに大好きというわけでもないエルレだけど何か…

「白蛇教異端審問」桐野夏生

ISBN:4163667008 桐野夏生の初エッセイ。ネットで見て回ってみたら妙に評判が良かったので買ってみた。なるほど、なかなか面白い。(すごく面白いとも感じなかった)ただ、やはり自分はエッセイを読むのが苦手らしい。そこに書かれているのはノンフィクショ…

「対岸の彼女」角田光代

ISBN:4163235108 秀逸。非常に楽しめた。オビには「区別」「立場が違う」「決裂」などと最近ブームな勝ち犬負け犬的な煽り文句が書いてあって購買意欲を煽っているけれど、却って小説に余計な先入観を抱かせる気がする。第132回直木賞受賞作。これこそ直木賞…

片付いたままの空間

多分、あの日(http://d.hatena.ne.jp/Kaji/20050110)以来、自分はぷつりと糸が切れてしまったのだろう。投げ遣りな日々が続いている。これからもそうなりそうだ。 何かが変わると信じていた、そしてそれに縋っていた日。何も変わらないのだということを告…

MALT'S

ビールではモルツをこよなく愛していたのだけれど最近不味い。味が落ちたというか薄くなったと思う。気のせいだろうか。飲みすぎて飽きただけなのか。なんか手を抜いてると思うんだけど。そろそろ鞍替えするかなあ。

discommunicationから逃避

正確に言えば逃避では無い。そもそもディスコミュニケーションを無くす為には真摯で無ければならない。何年でもかけて、共有できるものを増やし、合意点を見つけていくべきであって、逃避などすべきではない。わかっている。僕はそれに縋りつつも、根性無し…

絶望の世界

閉鎖してしまったなあと思っていたらアーカイブに残っていたものなどをかき集めたHPを発見。懐かしくなり僕の日記→希望の世界まで一気に読み返し。名作だと思う。(それ以降は個人的にイマイチ。)1998年の連載開始から毎日、日記型小説「絶望の世界」を更新…

「I'm sorry,mama」桐野夏生

ISBN:4087747298 何とコメントして良いのやら。テスト直前だというのに一気読みしてしまった。どうしようも無く救いようの無い境遇、どうしようも無く救いようの無いラスト、人はどこまで堕ちられるのか。「グロテスク」、「残虐記」とこの「I'm sorry,mama…

大学終わり

タイヤの空気が少しずつ抜けて行くように、自分の中の生気が少しずつどこかへ飛んで行っている気がする。タイヤの空気は僕の身体を支える代償に。僕の生気は日常を平安に生きる代償に。

kakenai

ああ、そうなんだな。と思うことで彼に対して全てを望まなくなってから、 ああ、そうなんだな。と思うことで生活に対して全てを望まなくなった。 世界に彩りが無くなったように感じるのは気のせいだろう。 しかし ほんの小さな自制が、これほど僕の日常を安…

無音

僕の住むアパートは築何年なのか分からないけれど、戸の端に引かれた多くの直線と、数々の数字(、一番古いものでS47,5,11と記してある)から少なくとも32年は過ぎていることが分かる。おそらく40年は過ぎているだろう。両隣で暮らす住人は共に同じ大学へ通…

寒い

どうしてなのか分からないが、最近冬が寒くて仕方が無い。あんなに好きだったはずなのに、ひとりでいるとただ寒くて仕方が無い。いや、自分はそんな冬がやはり好きなのだろう。

追記

いや、柔らかいお肉も好きなんだけど、あと5キロ痩せても絶対まだまだ柔らかいので。10キロ痩せても掴めるから。

たまにはノロケ話でも

しようかと思ったら㌧でもなく滑稽で痛々しくなったので全てを無かったことにした。けど諦めずにもう一回チャレンジしてみる。 今日佐川急便の兄ちゃんから布団が届いた。全然関係無いけど僕はベッドよりも圧倒的に布団派。洋室よりも和室派。畳ラブ。脱線。…